あれは誰かの優しい策略だったのかもしれない。

カロリー過多気味。文章も過多気味。長いっつの。


立川までとんかつを食べにパピーマミーとお出かけ。
グランデュオの上にある「とんかつ かわくら」。
京都に本店があるんですが、美味しい。美味しいの。
とんかつ屋ですからとんかつは勿論のこと
麦ご飯、赤だし、キャベツ、京漬物。全てが美味い。
あ、ちなみに漬物以外の3つはおかわり自由。


今日はパピーがヒレかつ&男爵コロッケ膳、
マミーがロースかつ膳、桜倖さんがロースかつ&男爵コロッケ膳。
頼むと先にすり鉢に入った白胡麻とすりこぎをくれて
自分で好みの具合までずりずりしろと言われます。
それが丁度終わる頃、京漬物と麦ご飯のお櫃がきて。
ここで1杯ご飯食べちゃうんですねー、漬物美味くて。
で、最後に主役の登場ー。
おおーコロッケがすげー美味そうー。なんかホクホク。
まずはソースをつけずにコロッケ。
きゃー芋の甘みがー。荒みじんのたまねぎが良いアクセント♪
そのあとロース。ここでね、大事なのがね、順番。
ロースは基本的に脂の部分が多い部位です。
はじっこの一切れから食べ始めると
つまりは初っ端から脂ぎとぎとなわけです。
そこで真ん中から贅沢にもがぶりと。いくわけです。
そうして最後には脂ののった端っこ。これ大事。
あ、キャベツを交互に食べるのも忘れずに。
このお店はキャベツ用の柚子ドレッシングがあって、それがまた激ウマ。
ノンオイルで醸造酢と柚子しか使ってないの。
我が家の冷蔵庫の定番でもあります。


そんなわけで幸せな昼ご飯でしたー。


食事の後はマミーを引きずってお買い物です。当たり前ですよ。
まずVivienneを冷やかし。コートほしー。
でも目ん玉4回飛び出る位高いんだろーな。
今日のお目当てはOZOCです。
ていうか最近ずっとOZOCです。オゾッカーですよもう。
目を付けていた黒のジャケットと紫のキャミをお買い上げ。
そうそう、あのOZOCのブタちゃん。よく携帯につけてる子がいるやつ。
あれってマリコちゃんという、れっきとした名前あるそーです。
びっくりだね!


帰ろうと1階に降りると、目の前にagnis b. Voyageが。
つい入ってしまう。
そ、そこで出会いが!
私がふと手に取ったピンクの革のバッグ。
マミーがいたくお気に召したらしく。
珍しく「アンタこれ買いなさいよ!これだったら買ってあげるから!」
とゴリ押ししてくる。
自分の好きなモノは進んで買ってくれる有難い母上です・・・。
折角買ってくれるつってんだし気が変わらないうちに・・・と購入決定。
A4がすっぽり入ってマチもあって使いやすそうですよー。


いちおう整理。

  • 朝ごはん
    • メープルブランを1枚。
  • 昼ごはん
    • ロースかつと男爵コロッケ膳。
  • 晩ごはん
    • 野菜炒め。いかそうめん。小松菜のおひたし。おでん(ごぼ天たまご)。
  • おやつ
    • ミルクレープ。




太宰の文章が妙に沁みます。
最近はずいぶん卒業しかけてきたかなーと思ってたんですが。
安吾とか小林秀雄とか梶井とか谷崎とか鏡花とかばっかで。


そいや、太宰も境界性人格障害(BPD)だったという説がありますね。
確かに彼の綴る文章はそんな色が濃いです。
BPDって基本的に思春期のメンタリティと類似してるから
十代の子が太宰に傾倒するのは説明がつくわけですが
トシ取っても太宰を愛してる人って
大方BPD的傾向を持っているような気がします。
(太宰の研究のプロフェッショナルは除く。)
誰か言ってたもん。
太宰は避けて通れない道だけど、必ず抜けなきゃならないって。
普通の人はそうなんです、きっと。
社会人が「人間失格」とか「グッド・バイ」とか読んで
感傷に浸ってても世の中渡り歩けないでしょ?
そこから抜け出せないのは
やっぱり太宰のメンタルとシンクロしちゃってるのよ。
だからね、太宰の作品が沁みるっていうのは
ある意味でBPDが顕在化してきてる前兆な筈なんです。理論上。


いつもこんな風に冷静に自分を分析してるんだよねぇ。
つくづく怖いなぁ自分。